[初心者向け]今さら聞けない!SEOで効果を出すための必須知識
「ブログをはじめたいけどなにをすればいいのかわからない…」「出てくる言葉の意味がわからない…」「どういうことを書いたらいいのかわからない…」。
ブログをはじめた方は上記のことで悩んでいる方がとても多いです。実際はじめてみたものの何をすればいいのかわからないですよね。
ただ、適当にはじめても誰にも読まれません。そこで今回はブログ初心者の方のためになにをすればいいのか解説していきます。
この記事を読めばなにをすればいいのかわかるので、初心者の方はぜひ参考にしてください。
検索エンジンの仕組みを解説
検索エンジンの仕組みを解説すると主に以下の3つとなっています。
- クローリング
- インデックス
- ランキング
それぞれの役割について簡単に解説していこうと思います。
クローリング
クローリングというのは「Web上にある、ありとあらゆる情報を集める」ことを意味します。
その情報を集めるのがグーグルのロボット、通称「クローラー」が担っているのです。これからブログをやっていくうえで「クローラー」という言葉は結構でてくるので覚えておくといいでしょう。
クローラーの情報の集め方は主にテキストにリンクが付けられた「テキストリンク」を辿って集めていきます。
画像にリンクを付けていることもありますが、これは認識されないとのことなので注意しましょう。
インデックス
インデックスとは「情報を整理する」という意味で、クローラーが集めてきた情報をデータベースに格納します。
図書館をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。本という情報が図書館というデータベースに集まってくるのです。
それからタイトルやディスクリプション(記事の説明文)、コンテンツ(記事の内容)などからカテゴリー分けされています。
本でたとえるなら「ミステリー」「恋愛」「コメディー」などといったようにジャンルごとに分けられるのです。
SEO対策をするときに「タイトルやディスクリプションに必ずキーワードを入れてください」とよく書かれているのは正しく認識されるためだからです。
記事に対して適切なキーワードを選ぶことで、より正しい評価と認識をしてもらうことができます。
ランキング
ランキングはデータベースに格納された情報を「グーグル独自のアルゴリズム(計算式)でランクを付け」を意味します。
このグーグル独自のアルゴリズムの内容は公開されていないので、対策もできませんし、とくに気にする必要はありません。
一応グーグルは「検索している人にとって有用なコンテンツを上位に表示させる」と考えています。
そのため、なるべく検索意図(キーワード)に合ったコンテンツと、適切なSEOライティングを意識するといいでしょう。(※検索意図・ライティングについては後述で詳しく解説します。)
キーワードの選び方
ブログをはじめたときに「キーワード選びは重要」というのは一度は見たことがあるのではないでしょうか。
キーワード選びというのは重要で、キーワードを選ぶことで安定したアクセスを集めることができます。
とはいえ、キーワード選びってどうすればいいのかわかりませんよね。まずはじめに言っておくとキーワード選びっていうのははじめが大変です。
ただ、その後楽になるのでやる価値はかなりあります。キーワード選びの方法は至って簡単で以下の流れになります。
- 書きたいことを書く
- グーグルの検索に打ち込む
- SEOキーワードを2~3語入れる
まずはブログのジャンルにあった書きたいことを書き始めましょう。ジャンルが旅行なら旅行について、映画なら映画についてと、ジャンルにあった書きたいことを書きましょう。
書くことについてはとにかくキーワードを出してみましょう。たとえば旅行なら以下のものです。
- 旅行 格安
- 旅行 1泊2日
- 旅行 おすすめ
- 旅行 国内
- 旅行 海外
こういったキーワードをとにかく出してみましょう。もしも出すことに困ったら同じジャンルのライバルサイトを調べてキーワードを出すまたは参考にするといいでしょう。
次に「グーグルの検索に打ち込む」では、たとえば旅行で「旅行 値段」と検索してみましょう。
そうするとその下に関連するキーワードとして以下のものが出てきました。
- 旅行 値段 国内
- 旅行 値段 比較
- 旅行 値段 カレンダー
- 旅行 値段 相場
- 旅行 値段 時期 国内
これらのキーワードはよく検索されているキーワードのため、アクセス数を集めやすいワードともいえます。その分争いも激しくなったりしますが。
また、さらに下にスクロールすると関連キーワードとして以下のものがでてきます。
- 国内旅行 格安
- 沖縄旅行
- 格安旅行会社ランキング
- トラベルコ
- 国内旅行 カップル
- トラベルコ 国内
- 日本旅行
- jtb
- 旅行サイト
- 旅行サイト ランキング
ほかにも検索ツールを使えばさらに出てきますが、はじめはこの方法でキーワードを選んでいくといいでしょう。
最後に「SEOキーワードを2~3語入れる」とは上記のやり方で選定したキーワードを記事・タイトルに入れることです。
2~3語というのはあくまで目安で最低この数と思ってもらってかまいません。入れれるところがあれば入れることを意識するのが大切です。
あまりにも不自然にキーワードを詰め込むのはあまりよくないと考えられているので、自然にキーワードを入れるようにしましょう。
検索意図について
先述したとおりグーグルは検索ユーザーにとって価値のあるコンテンツをしたいと考えているため、検索ユーザーが求める情報があると上位表示させると考えているでしょう。
そこで大切になってくるのが「検索意図」です。検索意図とは「何を考えて検索しているのか?」ということです。
とはいえ、検索ユーザーはどんな状況で、何に悩みや問題を抱えていて、どんな情報を求めているのかなど、人それぞれです。
たとえば、先ほどの「旅行 値段」で検索してでてきた「旅行 値段 国内」だと国内旅行の値段について知りたいでしょうし、「旅行 値段 比較」だとすれば比較した旅行値段を知りたいのだと考えられます。
実際に自分が選んだキーワードを検索してみてください。すべてとまではいかなくてもほとんどが検索意図に沿ったコンテンツになっているはずです。
ただ、注意してほしいのが「検索意図は一つではない」ことです。「旅行 値段 国内」だと
- 国内といっても日本全国の値段を知りたいのか
- 厳選した国内旅行の値段が知りたいのか
- 最安値が知りたいのか
など検索ユーザーによって色々な意図がでてきます。できるだけ、検索意図に沿った記事を作ってあげることで、ユーザーには悩みの解決やほかの情報を探す手間を省けるなどのメリットを与えてあげることができます。
また自分にも、滞在時間が延びたり、シェアをしてもらえたり、検索順位が上昇していくなどのメリットをもたらしてくれます。
反対に検索意図に沿っていないと上記で挙げたメリットはないということになります。そのため、できるだけ検索意図に沿ってあげることが大切です。
検索意図を探すときはできるだけ自分の思い込みを捨てることが大切です。そのキーワードのライバルサイトを参考にするとわかりやすいのでおすすめですよ。
検索意図に沿うことでアクセス数は何倍何十倍にもなるといわれているので、積極的に取り組んでいきましょう。
ブログの導入文の書き方
「ブログの書き出しに迷う…」という悩みは多くの人がもっています。その悩みで挫折する人もたくさんいます。
すらすらと書き出せるようになったら嬉しいですよね。そこで、書き出しに迷わないように導入文(リード文)の書き方について解説していきます。
まず、導入文とは記事の冒頭文のことをいいます。この記事でいうと「ブログをはじめたいけどなにをすればいいのかわからない…」からのところから「参考にしてください」までが導入文になります。
導入文というのは、これからこういうことを紹介しますよという文で、基本的には自由に書いて大丈夫です。
とはいえ、そういわれて書けるほど簡単ではありませんよね。そこで簡単に書けるテンプレートを紹介します。
- こんな悩みをもっている人向け
- 記事ではこういうことを書いているよ
- 読んだ後こうなるでしょう
- 上記をまとめたこと
これらを上からあてはめて書くと、導入文が書きやすくなります。また、記事によっては「こんな悩みをもっている人向け」を省いたり「記事ではこういうことを書いているよ」を省いてみたりすることもできます。
記事の内容から判断して書いていってあげるといいでしょう。
SEOライティングで抑えておきたいポイント
SEOライティングとは「検索上位に表示させるライティング方法」です。通常のライティングでは読者に読みやすい文章を意識しますが、SEOライティングでは読者に加えてグーグルにもわかりやすい文章をつくることです。
読者とグーグルどちらにもわかりやすい文章を作るためのカギを握るのは、この記事で何度もでてきている「キーワード」です。
キーワードをうまくつかうことで上位表示を狙っていくことができます。それではSEOライティングで抑えるべきポイントを簡単に紹介していきます。
タイトルの中にキーワードを2~3個入れる
「キーワードの選び方」でも説明をしたとおり、書きたい記事のジャンルで検索し、グーグルに表示されるキーワードを2~3個入れるようにしましょう。
キーワードを入れる数が増えれば増えるほどライバルは減っていきますが、その分アクセス数が減っていきます。
反対にキーワードを減らすとアクセス数は増えますが、ライバルも増えていきます。自身のある記事だとキーワードを最低限に抑えるといいでしょう。
惹かれるタイトルをにする
今回の記事がただたんに「SEO対策の紹介」と簡潔なタイトルだと興味をひくことはできません。
SEOを考えるなら「初心者必見!SEOのすべてがわかるチェックリスト】」といった名前にしてあげるといいでしょう。
検索ユーザーの知りたいことを書く
「検索意図」でも説明をしたように、コンテンツを作るときはユーザーの知りたいことを書いてあげましょう。これは徹底して書く必要があります。
ディスプリクションにキーワードを入れる
ディスクリプションとは検索をしたときにタイトルの下に表示されている文です。
記事を書いて設定するときはできるだけ、このディスクリプションにキーワードを2~3個入れたほうがいいと考えられています。
SEO効果だけでなく、クリックの上昇にもつながるといわれているのでやっておいて損はありません。
導入文にもキーワードを入れる
導入文にキーワードを入れることも有効だと考えられています。とくに前半部分に入れることでよりよいと考えられています。
ライバルサイトをチェック
同じジャンルの競合サイトのキーワードを検索してみて、チェックしてみる方法もあります。どれがいいのか、悪いのかなどを見極めるといいでしょう。
適切な見出しやリストなどを使う
見出しやリストを使うときはきちんとHTMLタグを使いましょう。
見出しのつもりで文字サイズを大きくする、リストのつもりで「・」を使って箇条書きにしてもグーグルは正しく認識しませんので、適切に使いこなす必要があります。
テキストリンクにSEOキーワードを入れる
別の記事や外部の記事にリンクを送るとき「こちら」などと入れている人がいますが、それではリンク先の情報は正しく認識できません。
テキストリンクを送るときは記事タイトルか、SEOキーワードを入れるようにしましょう。
曖昧な言葉を使わない
曖昧な言葉とはいわゆる「こそあど言葉」です「これ・それ・あれ・どれ」といった言葉を使ってもグーグルは認識できません。
そのため、きちんと明確な文章を書くようにしましょう。そうするとグーグルだけでなく読者にも伝わりやすくなります。
パーマリンクは内容にあった文字を入れる
パーマリンクとは記事別に設定するURLのことで、パーマリンクを設定するときは記事の内容にあった文字列をいれましょう。
たとえば映画の感想を書いた記事だと「movie-Impressions」といったパーマリンクでいいでしょう。
内容と関連性の高いパーマリンクをつけるようにしましょう。ただ、これはやるのとやらないのとでは違いがあまりわからないものなので、気づいたらやる程度でいいでしょう。
記事の中にキーワードを入れる
記事の中にキーワードを入れることが大切です。キーワードを入れるのは多いほうがいいのですが、あまり入れすぎても不自然になります。
「キーワードを○個いれたほうがいい」と解説をしている記事もありますが、あまり意識しないでいいでしょう。
意識すると不自然な文となってしまうので、入れるところがあれば入れると思えば結構です。
画像を最適化する
画像の最適化とは画像にタイトルやキャプション、altタグを設定することをいいます。
※ワードプレスだと画像を追加すると左側にタイトルやキャプション、代替テキストの設定ができます。
こちらはいきなり大きな効果は感じられませんが、全くしているとしていないでは効果が出やすいといわれています。なので、画像を最適化するようにしましょう。

この記事を書いたのはおみつ
おバカなJK。webデザイン、マーケティング、考察、雑談など頑張って書きます!文章は苦手。