勉強

マーケティング実践勉強~新しい歯ブラシを開発しよう~ [PEST分析編]

新しい歯ブラシを作るという架空の設定で、PEST分析をしていきます。なぜ歯ブラシかはとくに理由はないです。というわけで、特にこの市場に詳しい訳でもありません。

PEST分析とは?

Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)の4つを頭文字をとったもの。

世の中がどう変わってきているかをこれら4つの視点から分析するという訳です。

では順番にしていきます。

Politics(政治)

歯科口腔保健の推進に関する法律の概要 によると

国民が、生涯にわたって日常生活において歯科疾患の予防に向けた取組を行うとともに、歯科疾患を早期に発見し、早期に治療を受けることを促進

とのこと。つまり、「歯の病気についてはしっかり病院で普及活動して定期的検診をするのを進めてね!」ということみたいです。ちなみに、歯科口腔保健の推進に関する法律(平成23年法律第95号)こちらも目を通しまして同じにようなことが書かれていました。

2018年に介護報酬・診療報酬改定が予定されており、介護用オーラルケア製品の業務 用需要が増加するとみられ、また在宅介護の増加による個人需要の増加で、市場は継続的に拡大し、2025年に は2015年比2.7倍の99億円が予測される。

オーラルケア関連製品の国内市場を調査

2018年の介護・診療報酬が改定されるようです。ということは介護での需要が高まると予測できます。

Economy(経済)

現在の動向は

主要カテゴリー別にみると、ハミガキが前年比微増の885億円、ハブラシが前年比1%増の553億円、洗口液が前年比2%増の338億円となる見込みだ。
 
ハミガキの高付加価値化や洗口液・デンタル用品の使用率向上により市場は堅調に推移しているが、昨年からは伸長率の鈍化が続いている。
 
こうした中、メーカー各社は市場活性化への取り組みを推進している。

ま、拡大しつつも、そこまで伸びてる市場でもないのかな?という感じ。Politicsで「介護での業務用の需要が増える」と調べたんだけど、こっち(economy)になるのかな?

Society(社会的要因)

残存歯数増加の背景には、厚生労働省と日本歯科医師会が平成元年より推進する、80歳になっても歯を20本以上保とうという運動「8020運動」など社会的な動きが影響している。

2018年オーラルケア市場規模2380億円、拡大傾向も伸長率鈍化

近年は歯周病予防や知覚過敏ケアなど、より具体的な口腔内の症状に対応した製品が登場し、人そ れぞれ異なるオーラルケアニーズを取り込み市場は拡大を続けている。

歯周病予防は医学的観点からその重要性に関する啓発が行われており、継続的な取り組みによって認知度が向上 し、市場は拡大を続けている。

美白はかつてのブーム的な市場成長はみられないが、白い歯に対する消費者のニーズは底堅く、堅調に拡大している。中でも価格が1,000円を上回るサンギの「アパガード」や第一三共ヘルスケアの「シティースホワイト
EX」などの高機能美白歯磨が好調である。

オーラルケア関連製品の国内市場を調査

歯周病予防が健康的に重要だと活動している。8020運動もその一環なのかも。あと、白い歯に対するニーズはある。つまり歯の健康の重要性に消費者は気づき出しているorもう気づいてる。でも美的にも消費者には白くて綺麗な歯でありたいと感じてるよう。

Technology(技術)

歯ブラシ系だけではなく、歯の健康に関わる技術?製品を調べてみました。

  • 歯ブラシ
  • 電動歯ブラシ
  • 洗口液
  • 虫歯予防ガム
  • 舌クリーナー
  • 歯間ブラシ

あとは、GUMPLAYというスマホアプリと連動した歯ブラシが登場したみたい。要は歯磨きをデータ化して楽しく歯を磨こう!というものみたい。

gumplayのサイトのスクリーンショット
(画像出典:https://www.gumplay.jp/)

PEST分析の各項目の調査を終えて仮説と予測を立てる

歯の健康や、歯周病の認知の活動は今後も継続されていきそう。じゃあそうなると歯を健康にするための選択肢として、

  • 歯を磨く
  • ガムを噛む
  • 洗口液を飲む

がメインになりそう。この中でも「歯を磨く」という行為が一番手間と時間がかかるなと考えられる。

つまり、歯ブラシは「手間がかかる行為」に必要なアイテムだから、gumplayのように歯磨きを楽しむための工夫や、磨くのにかかる時間が短縮されるような製品が求められるのかな?

また介護報酬の改定から施設においては使い捨てか廉価な業務用の歯ブラシの需要は増えそう。

PEST分析を終えて感想

一言でいうと、とても難しかった。内容は間違っててもいいので、

  • 各項目の分析をする
  • 仮説を出す
  • 予測をたてる

の3つをとりあえず達成しようと思ってたので、達成できたのはよかった。

反省点は調べた各項目の内容が薄いと思った。

しかし、調べ出すとそれはそれで、きりがないなとも感じた。次やる機会があれば、しっかり時間を決めてもっと内容のある調査をしたいと思った。

参考サイト

歯科口腔保健関連情報 |厚生労働省

【ビジネス戦略の立て方】PEST分析とは?例をもとに紹介

PEST分析とは|PEST分析を戦略に活かす実例と全手順【テンプレート有】

おみつ

この記事を書いたのはおみつ

おバカなJK。webデザイン、マーケティング、考察、雑談など頑張って書きます!文章は苦手。

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